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2017年5月11日 (木)

今さらだけど、鷺沢萌の自殺の記事

 ネットサーフィンっていうことばも死語扱いだけど、他に適当な語がないから仕方がないよね。

 で、ネットサーフィンしていると、知っていたはずなのに初めて出会った情報のように思えることが、ときどきあります。
 さっき何かの拍子に見つけた、鷺沢萌の自殺の記事もそうでした。
 1冊だけ小説を買ったことがあって、「少年たちの終わらない夜」、1989年初版の本でした。...
 本のコシマキに載っている写真が印象的で、まぁそれに惹かれて買ったわけではないだろうけど、当時、まだ上智大学に在学中だったそうな。

 それ以来、文芸誌なんかで時々名前を見かけることがあったと思うけど、いつの間にか記憶の底に沈んでいました。

 なので、2004年、35歳の時に自宅で自殺したという記事は、一瞬、「えっ」と驚き、あぁ、そういえばそうだった、って、しばらくしてから思い出した次第です。
 いろいろ、関連サイトを見てみたけど、どれも自殺の原因には触れていないんだよね。それどころか、先々のさまざまな活動の予定があったそうで、うーん、なんか不思議な感じ。

 俳優の利重剛と結婚し、離婚したことも今回初めて知ったし、デビューの頃、盗作疑惑がかけられたことがあったのも、初耳でした。
 まぁ、書いているものを読めば、それは濡れ衣と分かるけど。

 韓国人とのクォーターであることも、自身、作家になってから知ったそうで、これは昔、何かで読んだものだけど、韓国人、ハーフ、鷺沢萌と3人並んだとき、「グラデーションですね」と言ったそうで、その感覚にめちゃくちゃ感心したことを思い出しました。

 その人生をもっと見ていたかった、そういう気持が募ってやまないけど、今さらながら、ご冥福をお祈りします。
(2015.12.18)

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